DIY手順

大人の隠れ家【シェルターハウス】DIY手順 シェルターハウスA

手順書を見ただけではDIYは難しいと思いますが、施工アドバイザーが事前にレクチャーしますので安心です。

 

 ・白い線(基点と基本の延長ライン)を決め、

それを基本に床掘外周ラインに線を張る

(青・黄・赤)   

1)地縄張り、敷地・建てる位置に縄を張り建てる位置決め・GL高さを決める。

① 基点A(位置決めの基準点)の位置確定。

(NO1地縄張りセット)からⅮ10㎜鉄筋4本の内1本を基点Aに基本GLラインまで打ちこむ

(入らない場合はツルハシか大バールで穴をあけそこに差しこむ、他の3カ所の鉄筋も入らない場合は同じ)。

② 基点AからB方向に青ロープを張りB点に鉄筋を打ち込む(A点と同じ高さ位に多少の高さの違いは後でレベルで調整する)  

③ 基点AからD(黄ロープ)・BからC(黄ロープ)・CからD(青ロープ)・対角線AからC(赤ロープ)、BからD(赤ロープ)をロープ端の輪の中にD10㎜鉄筋を入れてロープが張る位置まで延ばしC・Dの鉄筋をGLの高さまで打ち込む。(確認のため対角線の長さが同じか確認する)。
                  

 

・バケツに水を60%位入れて 水を満たした

ホースと繋ぐホースを伸ばし4隅の鉄筋に

水の高さの印をする(水平)

 

④ 水管でレベルを出す場合真ん中に高さ250㎜位の水を入れたバケツを置き透明ビニールホース8㎜長さ5m位に水を入れ(空気を抜く(口で吸うと抜ける)標準のGL高さの鉄筋に水平高さを映し、水平高さとGL高さの違いを計測して他の3カ所の鉄筋のGL高さを水平にする。(レベルも同)

 

・床掘大きさにラインを引く

・床掘を完了後ランマーで突き固める

 2)床掘→砕石敷→コンクリート打設→養生
① 基礎4カ所の床掘の大きさ800㎜×800㎜をスプレーで印する。
② 4カ所の基礎の床堀をするGL-350㎜まで掘り底を平にする。
③ 胴ズキ棒(プレートランマー)で底を沈まないまで突き固める。

 ・砕石を引きランマーで突き固める

・仮枠を組む→鉄筋を乗せる

・コンクリ打設する4カ所終了したら養生に

ダンボ-ル等を乗せておく。

2日以上養生する。 

④ 砕石を100㎜入れる。胴ズキ棒(プレートランマー)で突き固め沈んだ分だけ砕石を足しコンクリート下端を平らにする。
⑤ 仮枠組(NO2仮枠セット)4枚の板を4隅を45㎜釘かビスで留める。
⑥ 鉄筋配置、ピンコロ(NO3ピンコロ)を1カ所4個を砕石の上に置き鉄筋を浮かせる敷石にする。仮枠の天端が水平か水平器で確認する。
⑦ 生コンを0.3㎥注文し、道路より1輪車で運搬する、基礎付近にコンパネ900×1800を敷き、そこへ下す。それをスコップですくい打設する。打設しながら棒でコンクリートを突き固めながら仮枠の天端で平らにならし、木鏝で平らにする。

 

・外周の土台から組む。直角を確認し、

ボルト締めをする。

 3)鉄骨基礎設置→土台敷→床パネル敷→柱立て。
① 鉄骨基礎をコンクリート中央に置く。直角が角になる。4カ所(倒れないように角木で突っ張る)
② 組立図に合わせ土台を場所に配置する。(2人以上で作業する)
③ 鉄骨基礎に継ぎ手、土台Ⅼ3640から乗せ土台ボルト穴を合わせ上から土台ボルト〔NO4土台ボルト〕を座金を挟み下に通し仮締めする。
④ Ⅼ2730の3本の土台を接合する位置まで運び、片端の土台を接合できる位置まで3640の土台に合わせる。合わせたら水平を保ちながら、両端を下につくまでカケヤでたたく。順次3本共、接合させる。
⑤ 土台間の1820の短い土台を接合する位置まで運び水平を保ちながら、両端を下につくまでカケヤでたたく。6本共、同じ要領で接合させる。
⑥ 組み終わったら対角線をメジャーで測り直角を確認する。[同じ長さであれば直角、違っていれば同じ長さにずらして直す(4カ所の基礎の中心付近に)]

⑦ 鉄骨基礎と土台・土台同士のボルトを各箇所入れて座金を挟みスパナで締める。(片手で目いっぱい締める程度で良い)

 

・パネルをはめ込む2方向に密着させる

・入れ込むとき手を挟まれないように 

 ⑧ 床パネルをパネル図に合わせ位置に運ぶ。1枚ずつ長い方の枠より出ている板を2人で両方持ち平らに下に下ろしていく。(その時にゆっくり下ろしていかないと手を挟まれることがあるので気を付ける又片方が先に入ると片方が入らないことがある)
⑨ 全部嵌め終わったら、2方向を枠が土台につくまで寄せる。(全パネル同方向に)寄せたらn50㎜釘をパネル外周部の板1枚に2本で止する。
⑩ 床下に潜り、2方向の土台に密着している枠に端から150㎜、中は@300㎜以内にn75㎜釘を打つ。空いている2方向は釘を打つところにパッキンを挟み釘を打つ。空いている部分はサーモウールを尺金等で詰め込み隙間を埋める。

 

 

・柱位置カットされていないところパネル板

カット。土台外周回り板を打つ

・柱位置確認して立てる

⑪ 上面のパネルの外周部分の外側に15㎜×50㎜の板を打つ。端から100㎜と間は@300㎜以内に1本n50㎜釘を打つ。(柱の立つ部分は空ける)
⑫ 柱を図面に合わせ場所に配る、柱の方向を確認しながら立てる。入らない時は揺すりながら下げていく。(床パネルの柱欠きができていない場合は鋸かノミで取る)

 

4)桁組→梁組→束立て→棟木組→登り梁組→金物取り付け。
① 床パネルの上に脚立を立てて、脚立間に桁を組む作業の高さに導板を渡す。
② 3640方向の桁の継ぎ手がメスの桁を柱の上のホゾに合わせ桁を 傷つけないように柱ほぞの肩に着くまでカケヤで叩く。次にオスの継ぎ手の桁を継ぎ手を合わせ同じようにたたく。2730方向の桁も同じ作業で行う。
③ 中周りの梁も継ぎ手を合わせ(合わない場合は、引き寄せるか、外に開かせるかして合わせる)下の柱に着くまでカケヤで叩く。
④ 真ん中の束を所定の位置に立てる。棟木は継ぎ手がメスの方から束に合わせて立てる。コミセンを束の上下の丸穴に打ち込む出たコミセンは鋸で切る。

 

・構造躯体は小屋すべての基本ですので

慎重に骨組みをする

・室内から見て見苦しい所が無いか

確認する

 

⑤ 登り梁を取り付ける。中心の登り梁を水上棟木の継ぎ手と水下桁の継ぎ手に合わせ両方同じ位に下げていく。他の登り梁は棟木の継ぎ手を合わせ下げていく水下は桁・梁に乗るだけなので桁の幅からはみ出さない事を確認して75㎜釘で仮止めする。
⑥ 建物の垂直を見る。傾いている場合は是正して、仮筋交いで固定する。(是正する場合はロープを使い引っ張る、傾いている方向の桁にロープを掛け反対方向の土台に巻きロープを緊張させ是正し、仮筋交いを土台・柱・桁の内側に止める。
⑦ 桁ボルト・登り梁ボルト(棟木部分)・登り梁コ-チボルト(桁部分)・柱上下繋ぎ鉄板を取り付ける。(ボルト穴が合わない場合はドリルを使い穴を修正する)

5)天井耐震パネル取り付け・壁耐震パネル取り付け→屋根パネル取り付け。
① 天井パネル8枚を1枚ずつ差し上げ、上で受け取ったら登り梁に乗せる。乗せる桁下端より60㎜のところに下端を合わせ、横の梁の中心よりー5㎜に乗るように置く。上の棟木の部分に75㎜釘2本で仮止めする。
② 全部乗せ終わったら下から見て隙間がないか、斜めの方向がたがい違いであるか、見た目の悪い所がないか等確認する。よければ板1枚にn75㎜の釘を2本外周回り、墨ラインに打ち付ける。(コンプレッサー使用は高圧で)

③ 天井パネル外周部周りの外側に30×50〔NO5天井パネル付属板〕の板を75㎜釘を@300で打ち付ける、登り梁の部分は登り梁の外側の面に合わせる。

 

・屋根パネル下面

・屋根パネル上面

・屋根パネル取り付け

 ④ 屋根パネルを端のパネルから取り付ける。(建物内には断熱材が入っているので位置はわかる)上からパネル中央の垂木に垂木ビス180㎜3カ所止める。パネル同士の継ぎ手は垂木ビス180㎜2カ所留める。2枚目から取り付ける屋根パネルは中央は同じように垂木ビスで止める。パネル同士の継ぎ手は垂木ビス180㎜で上下2カ所止める。気を付けることは鼻隠し・破風を取り付けるので先端と側面は一直線になるように合わせる。

 

 

・外壁パネル取り付け片方向の柱に

密着させ取り付ける

・パネル周りに15×50板打ち付け

 6)破風・鼻隠し取り付け・唐草取り付け・ルーフイング敷き。
① 側面の破風から取り付ける。〔NO6〕野地板下につけて取り付ける。中央棟木のところが隙間があるようならカンナで削り隙間をなくす。棟木・桁に75㎜ビス各2本と間の垂木に50㎜ビス2本で止める、野地板から破風に釘を打つ。
② 鼻隠しは真ん中で継ぎ、野地板下に着けて取り付ける破風の取り合いが長い場合は鋸かカンナでカットする。
③ 屋根周り端に〔NO7唐草〕を取り付けるコーナー部分を先に折り曲げて取り付ける、後の唐草が長い場合は重ね幅を多くして取り付ける。
④ ルーフイング敷、先端から横に敷く。タッカーで留める横の長さを合わせてカッターで切る。重ね代はルーフイングに書いてある線に合わせる、(峯は後で換気のためカットするがそれまでは雨等の養生の為ふさげておく)

 

・サッシ回り防水テープ張り

・窓回り、一番雨漏りの起きやすい所です。

入念に防水テープ・コーキング処理 

7)窓枠取り付け・外壁パネル取り付け・透水シート張り・防水通気材取り付け。
① 窓台・鴨居を取り付ける。高さが正しいか確認しながら外側から當木を当てて打ち込む。(きつい場合は鋸・鉋で削りながら調整する、釘・ビスで固定する)
         

 

・外側から壁パネル入れ込む 

・中側、片側の柱に密着させて取り付ける

② 外壁パネルをパネル図に合わせ所定の場所に運び、柱間にはめ込む左右に隙間がある場合はどちらか柱に着け四隅付近を仮止めする。
③ 全パネル、、はめ込み終了したら中側より片側が柱に密着していることを確認して、外側より板1枚に2本のn50㎜の釘で全パネルを止める。、中側の密着している枠から土台・柱・桁・登り梁にn75㎜の釘で端から150㎜の位置と間は@450以内に止める。敷居・鴨居にはn60㎜釘で同様に止める。密着していない2方向の釘を打つ部分にパッキンを挟み同様の釘を打つ。空いている部分にはサーモウールを尺金等で隙間なく詰める。

 

・透湿シート横張とする

・縦胴縁柱・パネル中桟通りに縦胴縁

④ 端の柱面・土台の下部分・桁の上部分に15×50の板〔NO8〕を取り付ける。端から50㎜の位置と間は@450㎜以内にn50㎜釘で取り付ける。
⑤ 透水シート〔NO9透水シート〕を土台下端に合わせ横張で張る。シートに表示してある重ね代で張る、タッカー釘で膨れない程度に止める。(窓回り・開口部分は先にカットしても、後でカットしてもよい)
⑥ 防水通気材は土台下端より5㎜下に下げ間を開けず24㎜釘で通気材1本に4本止める。壁上、妻側の通気材は壁仕上げ面より5㎜出して野地板に止める。

 

・窓左右バランス良く(隙間同じ)

・入口ドア取り付け

 8)サッシ取り付け・入り口ドア取り付け。
① 窓回りの通気シートをカッター等できれいに整え防水テープを貼る。
② サッシを取り付ける。内側で柱との隙間を両方均等か見て均等にして固定する。付属の釘を釘穴に打つ。
③ 入口木製ドアを取り付ける。隙間が均等に少しある位でよい。建具についている丁番を柱に取り付ける。締めた状態で隙間やきつくないか確認する。ドアストップを取り付ける。中側に戸当たりを取り付ける。ドアーキャッチを取り付けるための穴を柱に掘る。(ドアシリンダーの金物に合わせる)

 

・妻見切り鉄板納まり 

・棟換気下地木材・上アオリ鉄板巻き

 

9)屋根シングル葺き・棟換気。
① 水下から貼る。スターター(シングルを半分に切って加工する)から貼り初めるシングル材の裏に接着剤をつけ説明書に従い貼る。貼り終わりは片側30㎜ずつ開ける。(換気の為)
② 棟換気部分は水返しを取り付けてその上にアオリ板を取り付ける部材と施工手順書に従い施工する。(隙間や雨漏りの心配なところは丁寧にコーキングで防ぐ。

 

・壁通気胴縁  

・外壁仕上げパネル表

・外壁仕上げパネル裏

10)壁通気胴縁・外壁仕上げ工事・床仕上げ工事。
① 外壁縦通気胴縁〔NO10縦胴縁〕は両端柱部分は柱外のラインに合わせて打つ。中周りは柱部分と間柱部分は芯に両端100㎜と中は@300㎜以内にn50㎜釘で打つ。(サッシ両サイドは着けて打つ)
② パネルの下は土台より15㎜下げる。コーナーパネルは柱外側に合わせて取り付ける50㎜釘(ステンレス釘)を上下隅近くとパネル下地枠と縦胴縁の交差するところに打つ。窓の上下パネルはサッシ巾に合わせて取り付ける。サッシ横の板は相じゃくりに差し込み縦胴縁に釘で止める。(上は垂木掛けが取り付くので空いてもよい。窓回りはコーキングするので10㎜ぐらいは空いてもよい)妻側の桁の部分の継ぎ手は鉄板の水切り〔NO12水切り〕を下のパネルを取り付けてから取り付け上のパネルをその上に取り付ける。

 

・外壁仕上げ 

・垂木掛け下から差し込む

③ 3640の方向2面の垂木部分に垂木掛け〔NO15垂木掛け〕を取り付ける。きつく合わないところは鋸・ノミ等でカットする。(多少の隙間は良しとする)
④ 4隅コナー見切りを取り付ける。外壁パネル継ぎ目に押縁を取り付ける。ステンレス釘50㎜両端付近と中は@450㎜以内に打つ。(材料が長い場合はカットする)

 

・床根太@300㎜ 断熱材50㎜

・床 杉うずくり

・内壁杉・天井化粧ヒノキ

⑤ 床下地組は50㎜ねだを@300㎜ピッチに組み(柱部分と壁部分の2種類がある)根太間に断熱材〔の11断熱材〕を入れる。長い場合はカッターで切る。
⑥ 床張り、杉板うずくりを貼り初めと書いてあるから貼る。柱部分が当たる場合はノミ・カッター等で削りながら合わせる。(削りすぎに注意する、壁部分は巾木がつくので少し空いてもよいが柱部分は何もつかないのでぴっちりつける)1枚予備に入れてある。
⑦ 内壁パネル取り付け、パネル取り付け図に合わせ取り付ける細い釘で下地枠位置に隅と中は@450以内位に50㎜釘で止める。
⑧ 巾木、額縁取り付け、細い釘30㎜で目立たないようにパネルに止める。
⑨ 床塗装、オイルを塗りふき取る。

 

・基礎コンクリと鉄骨、

ケミカルアンカ止め

・ケミカルアンカ止めの上に

ワイヤメッシュ6㎜@150

コンクリート打設

 11)雑工事
① 基礎コンクリートと鉄骨基礎をケミカルアンカで結合。鉄骨ベース部分に穴が2カ所空いているので電動ドリル20㎜で開ける深さはケミカルアンカの長さ(開け終わったら中の粉をコンプレッサーか空気ポンプで吹き出し、ケミカルアンカを入れ固定する。(穴開けと固定方法は説明書に従う)、固定したら座金を挟みボルトで締める。
② 柱根巻コンクリート打設。ベースコンクリートで使用した仮枠をそのまま上に上げて使用して仮枠組をする。→餅網鉄筋〔NO15〕をピンコロ4個の上に置く。(継ぎ手は結束線で結わえる)→700×700h100、生コン0.2m3を注文して1輪車で運びコンパネに下ろしスコップで入れる。棒で突きながら均し上面を鏝で平らにする。(1晩、段ボール等を乗せ養生する)
③ コーキング〔NO20コーキング〕を打つ。外部窓回りや隙間に汚れてはいけないところに養生テープを貼りコーキングを打つ。
④ 補修用オイルステイン〔NO20オイルステイン〕を桁・棟木等木口に塗る。外壁の気になる部分と汚れ防止部分に塗りふき取る。
⑤ 柱鉄骨根元コンクリート部分の仮枠を外し残土で埋め戻し整地をする。
⑥ 残材・道具等片付けて終了とする。

 

・完成外観写真

12)注意事項
① 電気工事・設備工事をするようでしたら、工程に合わせて工事をする必要がありますので業者と打ち合わせを事前に行い、連絡を密にとり手違いのないようにしてください。
② 建設資材の保管には注意をして雨風等で被害にあわないように養生をしてださい。

 

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